(中止)劇団HallBrothers『わたし、病気なんです』
日時 | 〜 |
イベントカテゴリー | 公演 |
場所 | ぽんプラザホール |
情報入力者 | 劇団HallBrothers |
説明
※コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、公演中止となりました。
劇団HallBrothers『わたし、病気なんです』
■Story
とあるカラオケ店の店長になった東は追い詰められていた。
28歳。30もすぐそこなのに仕事が長続きせず、転職を繰り返してきた。
親からは「我慢が足りない」と言われ、彼女も「未来が見えないね」とあきれ顔だ。
今度こそ、今度こそは―
不退転の決意で挑んだカラオケ店だったが……アルバイトたちとの温度差に愕然とする。
遅刻・欠勤は当たり前。接客業なのに覇気がない、そのくせ仲間同士のおしゃべりは仕事中でもお構いなし……
客からのクレームも多く、本部からは店長である東に懐疑的な目が向けられていた。
「このままではマズイー」
東はまず、遅刻・欠勤をなくそうと呼びかけたが
「わたし、病気なんです。」
アルバイトの一人がつぶやいた。
いわく、こころの病気だから思うように動けない。決してサボっているわけではない。私のせいじゃない、病気が悪いんです……
そう主張する彼女に東は―
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
新型うつと呼ばれる「仕事には行けないけど、自分の好きなことは生き生きしてやっている」という心の病があります。
僕は昭和生まれで、昭和の価値観で育てられてきたので、
「それは甘えてるだけじゃないの?」とか「ワガママだろう」とか色々思うわけですが、とあるお医者さんの言葉ではっとしました。
『たとえそれが病気ではなく、性格的な問題だとしても、そんな言葉は何も生まない。』
「甘えてる」「ワガママだ」「弱いだけ」「努力しろ」と頭ごなしに言われて「じゃあ頑張ります!」となる人はそうそういない。「ああ、自分はダメなやつだ」と自分を責めてしまって、余計にできなくなってしまう……お医者さんはそう解説していました。
パワハラという言葉も一般化し、価値観が大きく変わっていく現代。
時代に合わせて変化していける人もいれば、これまでの価値観にしがみついて意固地になってしまう人もいる。
一見、ルーズなだけに見える若者たちを通して、価値観の変化に戸惑う人々、これからの価値観とは?ということを描いていきたいと思います。
脚本・演出 幸田真洋
※上演時間は約90分の予定
■日時
5月23日(土)~26日(火)※22日(金)はプレビュー公演
5/22(金)19:30〜 ★プレビュー
5/23(土)14:00〜/17:00〜
5/24(日)14:00〜☆託児
5/25(月)19:30〜
5/26(火)19:30〜
※開場は30分前
※プレビュー公演とはSNS等で感想をつぶやいてもらうことを条件に500円で観劇できるシステムです。
※24日(日)の公演で託児サービスを実施します。 サービスの利用には事前申込が必要です。詳しくは劇団へお問い合わせ下さい。(先着順・公演2週間前までに要予約)
■会場
ぽんプラザホール
■チケット
前売:1,800円
当日:2,000円
劇団ホームページ、ローソンチケットにて(Lコード:83065)
■出演
山下大貴/唐島祐/木村晴香/関口祐香/山中祐里/西田えりか/武藤康弘/宮崎楓
■お問い合わせ
Tel:090-8410-4267(ハギワラ)
Mail:seisaku @ h-bros.net
URL: http//www.h-bros.net