「そいぎね、じいちゃん。~じいちゃんは米を作り、絵を描いた。~」

日時
イベントカテゴリーその他
場所ハコ町屋(福岡市東区箱崎2丁目10-35)
情報入力者演劇空間ロッカクナット

説明

じいちゃんは米を作り、絵を描いた。

水墨画家・松永節三の過ごした、佐賀のとある集落。
数年先に控える集落消滅を前に、孫・檀が、「節三の人生」「築き上げた家族」「過ごした集落」をキーワードに、
変わりゆく故郷を思うため、演劇的な企画展を行う。

 松永節三は、幼い頃から絵を描くことが好きだった。その腕前は画家から直々に弟子入りを打診されるほどであったが、家族を支えるために断念し、工場職員として還暦まで働いた。
 その後、米農家の傍ら再び絵を描き始め、亡くなる2012年までに数多くの作品を残した。生涯専門教育は受けなかったものの、その作品は県知事賞を受賞するなど、家族友人のみならず、広く人々に愛され
た。
「そいぎんた、じいちゃん」をタイトルとする本展は、節三の過ごしたとある集落が残り数年で 無くなってしまうことをきっかけに始まった。 節三の孫であり、県内外で俳優として活動する松永檀が、幼少期か
ら現在まで生活している集落 の消滅の前に、祖父そのひと、家、ひいては集落全体を「祖父の絵」を手掛かりに再考していく。
 全体は「節三の人生」「築き上げた家族」「過ごした集落」の3章にまとめた。
現地でのリサーチ活動、インタビュー映像や写真といった複数のメディアの活用、また檀自ら執 筆・出演するラジオドラマによって、重層的な鑑賞体験の場を設ける。
 また、会場のある箱崎地区も地元大学の移転に伴い、開発の進む転換期を迎えている。そんな箱崎地区のなかで、いままさに地図から消えゆかんとする場所でうまれた作品を提示する。
 観客それぞれの変わりゆく故郷を思う時間になってほしい。

○タイトル
「そいぎね、じいちゃん。〜じいちゃんは米を作り、絵を描いた。〜」

○日程
2024年
5月11日(土)11:00~19:00
5月12日(日)11:00~18:00

○会場
ハコ町屋(福岡市東区箱崎2丁目10-35)

○料金
■一律1,000円(前売、当日共に)
*ご予約特典 ご予約をいただいた方に、オリジナルポストカードをプレゼント。
■孫フォト優待
*お孫さんの写真を見せていただくと、無料で入場できます。

○チケット取扱
予約フォーム
https://tinyurl.com/7xmfyxuf

メール
soiginta.2024 [at] gmail.com

○SNS:
X
@soiginta_2024

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