劇作家のためのリーディング企画 ブラッシュ 〜観客参加型の作品ディスカッション

この企画は、戯曲のブラッシュアップのために、リーディングを行い、ゲスト劇作家や観客と一緒に作品について意見交換をするというものです。


内容

新進劇作家の新作戯曲のリーディングを行い、リーディングのあとに、クリティカルレスポンスプログラム(*)の手法を用いたディスカッションを行います。

ディスカッションには観客の皆さまにもご参加いただき、作品への理解を深めていただきながら、作品をよりよいものにできる場としたいと思います。

リーディングやその後のディスカッションには、実績ある劇作家の方も迎え、リーディング対象作品の作家、観客、ゲスト劇作家とともに、
意見交換を行って戯曲のブラッシュアップを目指します。

(*)クリティカルレスポンスプログラム:リズ・ラーマンが提唱する作品批評の手法。
アーティストと観客が、信頼関係を築けるように、ファシリテーターと呼ばれる進行役が質問の方法やタイミングを調整する。その手法により、作品についてより深いディスカッションを促すという特徴がある。

日本劇作家協会が行っている「月いちリーディング」 をイメージした企画になっております。
http://www.jpwa.org/main/content/view/92/

第一弾

日時
2012年1月28日(土) 17:00-20:00(予定)
会場
福岡市博多区祇園町4丁目の稽古場(参加者の方には詳細をご連絡致します)
参加費
500円
お支払い手続きはPeaTix経由でおこないます。クレジットカードかコンビニ決済となります。
PeaTixとは?>>こちらより
劇作家

山下キスコ
演玩カミシモ
大学で演劇を始める。
2007年、社会人になると同時に戯曲を書き始める。
同年、上野敦子と演玩カミシモを結成。(当時は劇団カミシモ。2011年に改名。)
以降、短編・女二人芝居を中心に、上野敦子の作品と共にオムニバス形式で上演を行う。
劇作の他、演出、出演も行う。
2009年〜2010年に行われた「永山智行 のもっとヤクニタタナイ 戯曲口座」(主催:NPO法人FPAP)を受講。この講座で書き上げた戯曲を、カミシモ初の長編公演として2011年1月に上演。

ゲスト劇作家

土田英生
MONO)
劇作家・演出家・俳優。MONO代表
1990年以降全作品の作・演出を担当する。
張りつめた状況の中に身を置く普通の人々の佇まいや認識のズレから生じる会話の可笑しさや哀しさを軽快なテンポで見せることで評価を得ている。
1999年『その鉄塔に男たちはいるという』で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞。
2001年文学座に書きおろした『崩れた石垣、のぼる鮭たち』で第56回芸術祭賞優秀賞を受賞。
2003年文化庁の新進芸術家留学制度で一年間ロンドンに留学。劇作と並行してテレビドラマ・映画脚本の執筆も多数。


田辺剛下鴨車窓
劇作家、演出家。劇場「アトリエ劇研」ディレクター。
'05年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。
'06年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に一年間滞在し、劇作家として研修する。'07年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。'08年に劇場「アトリエ劇研」(京都市左京区)劇場のディレクターに就任する。
劇場のプログラムを担当するとともに、自身の創作ユニット「下鴨車窓」は同劇場を拠点として活動をすることになる。
近畿大学文芸学部非常勤講師、日本劇作家協会会員、同協会京都支部事務局担当、NPO法人京都舞台芸術協会理事。

第二弾

日時
2012年3月3日(土) 17:00-20:00(予定)
会場
福岡市博多区祇園町4丁目の稽古場(参加者の方には詳細をご連絡致します)
参加費
500円
お支払い手続きはPeaTix経由でおこないます。クレジットカードかコンビニ決済となります。
PeaTixとは?>>こちらより
劇作家

藤原達郎
飛ぶ劇場
1980年生まれ。岡山県岡山市出身。
九州大谷短期大学 国文学科 演劇・放送コース卒。
文学座附属演劇研究所卒。
2003年から北九州の劇団「飛ぶ劇場」に所属。
「生態系カズクン」「工場S」等の劇団作品や、
北九州芸術劇場プロデュース「大砲の家」等に出演。
2010年から劇作をはじめる。

ゲスト劇作家

前田司郎
五反田団
劇作家、演出家、俳優、小説家。五反田団主宰。
1997年、劇団「五反田団」を旗揚げ。2004年、『家が遠い』で京都芸術センター 舞台芸術賞を受賞。
劇作家としては、戯曲『いやむしろわすれて草』(2004年)を皮切りに、『キャベツの類』(2005年)、
『さようなら僕の小さな名声』(2006年)と三年連続で岸田國士戯曲賞の候補となり、
『生きてるものはいないのか』(2007年)で第52回岸田國士戯曲賞を受賞。


森馨由劇団HIT!STAGE
劇団HIT!STAGE所属。長崎県佐世保市を拠点に活動中。
公立ホールアルカスSASEBOを中心に公演活動を行なっているが、市外・県外での活動も精力的に行なっている。
アルカス主催の演劇創造事業「アルカス演劇さーくる」にも参加し、地元の文化発展へ貢献している。
『春の鯨』は日本劇作家協会主催 「第13回新人戯曲賞」の最終候補に選出。
『白波の食卓』で第一回九州戯曲賞大賞を受賞。『Case3 〜よく学ぶ遺伝子〜』で第五回近松賞の最終候補に選出。

愉しみかた(大まかな流れ)

・リーディング(役者が脚本をもったまま演じる上演形式)をお客さんとして愉しむ
・実績のある劇作家を交えた、作品についてのディスカッションをお客さんとして愉しむ
・観客席も交えて作品のいいところ、優れているところを見つけた人から感想を言ってもらう
・その上で、参加者全員で戯曲をよりよくする建設的なディスカッションを展開する

申し込み方法・問い合わせ

CoRich舞台芸術!、または電子メールでのお申し込みが可能です。

★CoRich舞台芸術!でのお申し込みの場合…ご希望の参加希望日をクリックし、手続きを進めてください。

第1弾:携帯からの予約はこちらをクリック!



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★電子メールでのお申し込みの場合…電子メールにて件名を「ブラッシュ参加希望」とし、以下を明記の上info☆fpap.jp(☆を@に替えてください)まで送付下さい。

1.参加希望日
2.氏名(ふりがな)
3.電話番号
4.所属(特にない場合は「なし」で構いません)

応募者には折り返し確認のご連絡をいたします。 (36時間以内に確認連絡がない場合は、お手数ですがお電話092-262-5027にて確認をお願いします。)
お預かりした個人情報は、NPO法人FPAPからのご連絡以外には使用いたしません。

※ディスカッションを前提としたリーディングとなっております。リーディング観覧後にはディスカッションまでお付き合い下さい。
※当日は記録撮影を行い、サイトで公開することがございます。あらかじめご了承下さい。
※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。

お問合せ・申込み先(メール):info☆fpap.jp(☆を@に替えてください) /(電話番号):092-262-5027

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詳細については近日公開

クレジット

主催

NPO法人FPAP

後援

一般社団法人日本劇作家協会、九州地域演劇協議会

(財)福岡県教育文化奨学財団助成事業