10月

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芸術の秋、今月は期待できる公演が多い。大いに楽しみたい。

★Piper　「ベントラー・ベントラー・ベントラー」
　 Piper10周年記念公演第２弾。豪華な出演者の超ドタバタ劇が楽しめそう。
　 それにしても会場の条件が悪い。この作品を上演できるちゃんとした演劇専門劇場が福岡にほしい、と
切に思う。

●ギンギラ太陽'ｓ　「天神開拓史」
　 オススメ定番なのだが、「西鉄創立100周年記念興行」というのが気になる。

●空転象　「無敵の人」
　 見応えのある舞台作りの「空転象」久々の公演。活動再開を喜ぶ。

●万能グローブガラパゴスダイナモス　「ひとんちで騒ぐな」
　 着実に力をつけてきたこの劇団の、5年間の集積をみせてくれるはず。

九州を代表する２大劇団、ギンギラ太陽'ｓと飛ぶ劇場。この二つの公演はオススメ。

ギンギラ太陽'ｓは、代表作の一つといえる「天神開拓史」。
福岡の建物を模したかぶり物を用いた、建物を登場人物にしたわかりやすいストーリーで、はじめて演劇を見る人にも、安心してオススメ出来る。ギンギラ太陽'ｓは、この公演で10000人の動員を目指す。

飛ぶ劇場の最新作は、今回は福岡公演はなく、北九州公演のみ。エンターテイメント性だけでなく、芸術性も
備えた作品は必見。

空転象、10年ほど前に福岡で活動していた劇団。10年ぶりの復活公演ということで気になる。
若手劇団の注目株、万能グローブガラパゴスダイナモスは５周年という事で精力的に活動していて
こちらも楽しみ。

10月はギンギラお祭り月間である。
代表作「天神開拓史」はイベントでワンシーンだけ見た事があるのだが、そのたったワンシーンで
感動させられた。
せっかくの１ヶ月公演である。西鉄ホールのスタッフさんに西鉄ホールのかぶり物をかぶって受付にいて欲しいと思うのは私だけだろうか。

ガラパは若手注目株。
荒さは目立つものの、その荒さと勢いがいい方向に楽しませてくれる。
舞台装置を兄弟船の中島さんが担当するとのことで、作品がさらに引き締まる事だろう。

飛ぶ劇場と劇団Ｃ４は北九州を代表する劇団。
高いレベルで楽しませてくれる飛ぶ劇はオススメ。
Ｃ４は特別公演とのことなので、気になるにさせていただいた。

ふわっとりんどばぁぐ．．．通称：ふわりん。いや、今は正式名称が「ふわりん」なのか？
2003年に観た『ハンエー通信社のそれから』はとても印象的な舞台であった。
活動休止期間や劇団員の入れ替わりもあり、気になるにしてはいるものの、
再開を心待ちにしていた劇団なので、本当に楽しみにしている。