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福岡演劇の展望を語るパネルトーク パネリストプロフィール!!

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○ 劇作家、演出家によるパネルトーク〜よりよい作品を作り続けていくために〜

泊篤志(飛ぶ劇場
大学在学時演劇研究会で上演作品の執筆・演出を担当。卒業後TVゲーム・シナリオの仕事をし、北九州へUターン。1993年、飛ぶ劇場に復帰。以来、脚本・演出を担当。95年に劇団代表。97年『生態系カズクン』で第3回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞。99年『IRON』が第44回岸田國士戯曲賞最終選考にノミネートされる。現在、北九州芸術劇場の学芸係ディレクター。
日下部信(劇団轍WaDaChi)
劇団轍WaDaChi代表。劇作家・演出家。九州大谷短期大学演劇放送フィールド講師。1994年に劇団結成。大野城まどかぴあプロデュース公演演出などあり。06年2月「ぽんプラザホールロングランシアター」にて上演。5月「福岡演劇フェスティバル」にて新作上演。西日本新聞映画評「シネパラ」執筆ほか、アクティブハカタ企画事業部プロデューサーも務める。
太田美穂(劇団藍色りすと
女性劇団藍色りすと代表。脚本演出を務める。劇団では、<キュートでポップな作品で、観る人全てを元気に!>を基本コンセプトとして劇作を続ける。元気な女性をダイナミックに描いた作風に、10代20代の女性の共感が多く寄せられる。最近では、高校演劇でも上演された短編脚本、児童劇の脚本なども書き下ろす。今後も表現の幅を拡げていく予定。
岡本ヒロミツ(グレコローマンスタイル
長崎県出身。グレコローマンスタイル代表。九州大谷短期大学演劇放送コースを卒業後、広告写真やテレビCMのスタイリストを経て舞台活動を始める。1997年西日本俳優協会を旗揚げ、同時に積極的に他劇団への客演活動を行う。02年に自身が代表となり山下晶を主宰としてグレコローマンスタイルを結成。役者の他にラジオパーソナリティーやテレビリポーター等の仕事も行っている。
田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス
非・売れ線系ビーナス主宰。作・演出・出演をつとめる。作品にはよくエグいとかエロいなどといった評価が寄せられるが、本人はこのくらいじゃまだまだ、と思っている。外部団体への脚本提供多数。あまり知られていないが、劇中歌の作詞作曲やダンス振り付けも手がける。女の描ける作家になりたいと思っている若手演劇人。

 

○ 大学演劇パネルトーク〜演劇を始めたきっかけは?今後続ける?〜

上山悟司(西南学院大学演劇部3年)
熱海殺人事件「ザ・ロンゲスト・スプリング」、アローンアゲイン、その他西南オリジナル作品に出演。私が演劇に興味を持ったきっかけは「何気なく」「なんとなく」といった気軽なものでした。今回は皆さんと気軽に演劇についてお話できたら、と思います。よろしくお願いします!
藤山彩衣(福岡女学院大学演劇部3年)
福岡女学院大学演劇部部長。第6回公演「君はかごの中で夢を見る」から役者として参加。2003年度卒業公演「ある日、僕らは夢の中で出会う。」で音響スタッフを経験。以降は役者と音響チーフを兼任。きっかけは友人に誘われたことだが、私も演技について勉強したいと思い入部しました。今では大学生活が部活一色です。
岡野嵩(九州大学演劇部2年)
九州大学演劇部部長。『ブリザード・ミュージック』『今度は愛妻家』に出演。『ここだけの話』ではスタッフとして参加。
高校生のときから「一発勝負」の世界である舞台に興味を持ち、音響や照明など裏方のスタッフ希望で1年生の秋に入部。その後役者も経験し、そのとりこになって今に至る。
小山なぎさ(福岡大学学術文化部会演劇部2年)
福岡大学学術文化部会演劇部幹事。福岡大学演劇部第56回秋期単独公演「サンタクロースが歌ってくれた」に出演。平成17年度新入生歓迎公演「Mr.My friend No.9」、第46回福岡大学学術文化発表週間参加作品「ロボット・コンプレックス」等にスタッフとして参加。入部きっかけは、高校の頃から演劇に興味があったから。
河野幸輔(九州産業大学演劇研究部2年)
役職は「ヒラ」。受験戦争に敗れ、一年英気を養い、只今ピチピチの二年生。映画研究部に入部しようと思ったのに、演劇研究部の部室に間違えて入ってしまい、折角だから体験入部しようかな。と思い、次の日行ったら入部したことになっていた。
今村貴子(九州大谷短期大学演劇放送コース卒業生)
現在東筑紫学園高等学校演劇科非常勤講師。のこされ劇場≡に所属。「スカパンがいっぱい」、「ブンナよ、木からおりてこい」、「桜の園」「LADY,BABY」「ドロン!」などの作品に出演。演劇大好きな両親の元、褒められたくてやった小学生のときの学芸会の劇がきっかけで芝居に目覚め、今に至る。

 

○ 東京公演についてのパネルトーク〜東京公演のノウハウ、公演の位置づけとは〜

池田美樹(劇団きらら
熊本の劇団きらら代表。作・演出・出演。「東京公演には観客が言葉に対して貪欲、という印象。物語に食いついてもらえる空気がたまらない」と語る。2002年5月新宿タイニィアリスにて初の東京自主公演。03年、小劇場演劇祭「アリスフェスティバル」参加、アリス賞(最優秀賞)受賞。05年、「アリスフェスティバル」参加。タイニィアリス推薦により04年、中国上海の演劇祭にも参加。
大塚ムネト(ギンギラ太陽's
九州で最大の観客動員を誇る劇団ギンギラ太陽's主宰。企画・作・演出・かぶりモノ 製作・出演の全てを手がける。初の地方公演となるパルコ劇場(東京)進出は連日満員の大成功。ラジオドラマがギャラクシー賞を受賞するなど多方面に活躍中。次回公演は、ユニード、寿屋、ダイエーを主役にした「スーパーマーケット三国志」で4月20日から10日間に渡ってロングラン公演に挑戦する。
谷瀬未紀(ピカラック
北九州在住の制作者。1990年より舞台制作に関わる。劇的企画NEO、北九州演劇祭、 飛ぶ劇場(制作事務所【toban-ne】代表)を経てピカラックとして活動中。現在horamiriダンス研究所、呆けすとらショウの制作を務める。93年、94年劇団「夢の工場」 大世紀末演劇展(アゴラ劇場)参加公演を制作。98年より飛ぶ劇場作品の東京公演を年1回ペースで6本担当。
小島美紀(座"K2T3
福岡の小劇場系演劇の起こりともいえる座"K2T3の制作・役者。1990年、座"K2T3結成。現在に至るまで公演数は20を超える。99年6月下北沢駅前劇場にて「不思議ノ国デありんす」を上演。 劇団を結成して9年、動員も伸びてきて10年目に突入する前に 「もっと刺激がほしい・・・」という気持ちから東京公演に挑んだとのこと。
福永郁央(あなピグモ捕獲団
2003年12月の福岡公演を最後に、活動拠点を東京へ移したあなピグモ捕獲団主宰。73年福岡県北九州市生。97年の旗揚げより現在まで、劇団公演全25作品の脚本・演出を手掛ける。98年6月、東京・こまばアゴラ劇場にて自主公演。2000年1月、同劇場主催の「第12回大世紀末演劇展」に参加。04年12月より現在まで都内にて3作品を発表。

 

○ 福岡演劇の展望を語るパネルトーク〜どうなる?どうする?福岡の地域演劇〜

高橋栄幸(福岡市文化芸術振興財団
福岡市文化芸術振興財団事業課事業係長。2004年4月、同財団文化NPO等活動支援担当主査として配属。ぽんプラザの管理運営、火曜劇場、アートマネジメントセミナーなどの事業に携わる。翌年、同財団事業係に転任。「子ども達に創造の舞台を」をはじめ、市民芸術祭、「ダンス波」など市民と文化をつなぐ事業に従事。学生時代、 九電記念体育館での舞台バイト歴あり。
中村絵理子(西鉄ホール
西鉄ホールプロデューサー。九州大谷短期大学国文科演劇・放送学科卒業後、ソラリアプラザ1Fイベントスペースのディレクターやクルーズ船「マリエラ」のコンセプトデザインなどを手掛ける。1994年に西鉄ホールプロデューサーとして契約。近鉄アート館で劇場運営のノウハウを学んだ後、西鉄ホール立ち上げに加わる。99年西鉄ホールオープン。数多くの企画に携わり現在に至る。
荒巻久登(シーニック)
照明家。有限会社シーニック専務取締役。1967年生まれ。福岡大学で演劇部に所属し、照明を担当。大学在学中よりいくつかの劇団の照明を手掛け、いつのまにか照明が職業となる。96年有限会社シーニック設立に参画。以後も地元演劇の照明を中心に活動。プロデュース公演や演劇の演出なども行う。今までに関わった芝居の数は200ほど。関わった劇団の数は約50。
川原武浩(最新旧型機クロックアップ・サイリックス
修猷館高校在学時、幼なじみに騙され演劇部に入部。進学先の國學院大学でも演劇研究会に在籍。在学中、福岡で劇団針穴写真館を旗揚げ。同劇団解散後、最新旧型機クロックアップ・サイリックスを結成。いずれの団体でも全公演で作・演出を務める。2000年あなピグモ捕獲団、セコンドユニットと合同で、演劇祭「芝居屋コロシアム」を企画。一昨年まで博多座に勤務。
柴山麻妃(演劇批評誌N.T.R.)
「演劇批評誌N.T.R.(New TheatreReview)」編集長。小さな頃から演劇好き。ジャンルは問わず。トヨタ財団の研究助成を受け、1996年の半年間ニューヨークでレズビアニズム/フェミニズムの演劇を調査。2000年には1年間ブラジルに滞在し、劇場をめぐり、儀礼現場に日参し、カルナバルで踊った。
 
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