2007年2月のオススメ公演
・取り上げられている公演は、1月27日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。

オススメ公演は「」印、気になる公演は「○」印で表しています
2月
劇団名・公演名
会場
3-17 劇団四季「ブラック・コメディ」
福岡シティ劇場

5,6

火曜劇場ファイナル:劇団Doggaebee(トケビ)「PLAY」
ぽんプラザホール
9-11 劇団ぎゃ。「空想上洋品店」
ぽんプラザホール
12,13 火曜劇場ファイナル:劇団謎のモダン館 『アジト―Mission 1―』
ぽんプラザホール

16-18

劇団HoleBrothers「それはただのしみだ」
ぽんプラザホール
17 熊本県立劇場×熊本演劇人協議会「ラバーゾール」
熊本県立劇場演劇ホール特設ステージ
17-19 万能グローブガラパゴスダイナモス 「インディゴブルーの本当」
甘棠館show劇場

22-25

「スウィーニー・トッド」
北九州芸術劇場 大ホール

22

「コリオレイナス」
メルパルクホールFUKUOKA



ライターAのオススメ芝居

今月は残念ながらオススメ公演なし。

謎のモダン館、前回のぽんプラザホール公演を見たが力強いつくりの芝居。代表白濱氏の福岡の演技にないタイプ。硬質で力のある演技に注目。
HoleBrothers、今後が楽しみになってきた劇団。華やかさはないがストーリー性のある芝居。もう一歩の成長を待ってオススメ入りにしたい。
熊本ラバーゾール。熊本の地域劇団の力を結集した公演。熊本演劇の今後を占うとも言えるだろう。気になる。

ライターBのオススメ芝居

「コリオレイナス」は、蜷川幸雄の最新の演出作品で、イギリス公演も決まったという。70歳を超えた蜷川幸雄の演出作品があと何本見られるだろう。いま見ておいたがいい。

劇団Doggaebee(トケビ)「PLAY」は、福岡で劇団GIGAとの合同公演はしたことがあるこの劇団の単独公演。韓国の劇団の単独公演として記念すべき公演で、質の高いエンターテインメントが期待される。

劇団HoleBrothers「それはただのしみだ」は、着実に力をつけてきた幸田真洋の新作。この劇団、そろそろ、全国区への足がかりとなる舞台が出てもいい。

ライターCのオススメ芝居

今月は北九州芸術劇場で来福劇団による気になる公演が多い。
なかでも「スウィーニー・トッド」は市村正親・大竹しのぶに、演出・宮本亜 門とビッグネームが名を連ねており、脇を固める役者も魅力的なので、ミュージ カルが苦手な人でもぜひ抑えておきたいところ。

地元劇団なら、ぎゃ。とホールブラザーズを。
二十代前半の若手劇団の中でも、脚本・演出に光るものを感じさせるカラーがある。
評価はハッキリ分かれる事が多いものの、ぜひとも注目しておきたい。
初心者でもとっつきやすいのは、ぎゃ。よりもホールブラザーズ。こちらは二十代後半のメンバーが中心で、比較的地味な印象の劇団だが、こちらの脚本・演出も他劇団にはないものがあるので、こちらも楽しみだ。

ライターDのオススメ芝居

楽しみな舞台がたくさんの2月。
地元では劇団ぎゃ。ホールブラザーズなど実力派の公演が開幕、そして北九州や熊本も行って損はないだろう。
一押しは四季の「ブラックコメディ」ピーターシェーファー作の大パニックコメディ!
これは小劇場関係者も必見、期間が短いのでぜひ見にいってほしい。


■オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
■おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。