22年8月のオススメ公演

過去のオススメ公演
・取り上げられている公演は、7月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
 そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい

オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
8月 劇団名・公演名 会場 A B C D E
2-24 宝塚歌劇 星組『ロミオとジュリエット』 博多座
7,8 空晴『ボクのサンキュウ』 大博多ホール
12-14 演劇銭団Do-リンク場『大河の一雫』 大野城まどかぴあ 小ホール
20,21 コンドルズ『SKY with DIAMOND』 イムズホール
20-22 大学演劇合同公演『髑髏城の七人<アカドクロ>』 ぽんプラザホール
21,22 F's Company+ゼロソー 101年目の太宰治『冬の花火』『春の枯葉』 長崎市チトセピアホール
27-9/1 福岡・九州地域演劇祭『夏の夜の夢』 ぽんプラザホール
27-29 劇団ノコリジルモ『タイムリータイムリー』 甘棠館show劇場
28,29 ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』 ももちパレス
28,29 劇団翠平船 『彼の柚子胡椒、彼女の七味』 湾岸劇場博多扇貝

ライターAのオススメ芝居

ぽんプラザホール10周年を記念して、福岡・九州地域演劇祭が行われているが、普段以上に各劇団が集結して、いろんな企画も行われるなか、演劇公演としてまず8月に「髑髏城の七人」と「夏の夜の夢」。
どちらも超有名な作品なので、これを十二分に九州色で演出をしてくれるのではないかと期待する。

安定してきたDo-リンク場は、以前の作品のアップグレード?リメイク?バージョンの模様。
目を惹く派手さはないものの、年長者の支持を得られる作品ではないかと思う。

あとは最近しっかり福岡の常連となってくれたヨーロッパ企画。なにはともあれ観たい。

未見のF's Companyや空晴は評判を聞くにつけ気になってしょうがない。
自分も新しいものを開拓していこうと画策している最中なので8月は実験月間としよう。

ライターBのオススメ芝居

今月のおすすめはなんといっても「夏の夜の夢」。
ガラスの仮面でもでてきたシェイクスピアの有名な祝祭劇。福岡の劇団の合同公演といってもいいほど多くの劇団からの出演がある。近年まれにみる地域演劇の豪華企画。見逃せない。

前回の大野城まどかぴあ公演で力をつけた「演劇銭団Do-リンク場」。
日頃芝居を見ない人に安心しておすすめできるまでは自信がないが、今後が楽しみな福岡の若手劇団で応援したい。

ライターCのオススメ芝居

今年の福岡の夏は、オールスターの夏。

演劇銭団Do-リンク場 「大河の一雫」
 Do-リンク場×まどかぴあ企画の第二弾。
 前回が既製のもので評価の分かれる出来、今回は劇団の真価を問われるが、どうなる?

大学演劇合同公演 「髑髏城の七人<アカドクロ>」
 今回の大学オールスター公演は「いのうえ歌舞伎」。
 それも代表作中の代表作と来たもんだ。

福岡・九州地域演劇祭 「夏の夜の夢」
 「すべての犬は天国へ行く」@イムズ以来のオールスター公演。
 福岡演劇の夏祭りだからこそ、楽しまないと。

劇団ノコリジルモ「タイムリータイムリー」
 今度もまあ、ふざけた題名というか、
 綺麗な女の子が真面目に大馬鹿する様を見ていただければ。

ライターDのオススメ芝居

ぽんプラザホール10周年企画の福岡・九州地域演劇祭が開幕。そのどれも魅力的ではあるが、今月はそれ以外のラインナップも充実しているので、 あえて演劇祭以外で攻めてみたい。

この中では、京都の人気劇団・ヨーロッパ企画が最もオススメに近いのだが、ここの作品は面白さに波があるので気になるにした。
だが、今月の作品で一番に勧めるならコレだろう。

地元・九州の劇団なら、F's Companyとゼロソーの合同公演が俄然気になる。それぞれ、長崎・熊本で意欲的に活動する両劇団。距離的な制約を乗り越えて作り上げたこの作品。6月の熊本公演を経て、きっとイイものを魅せてくれるはず。長崎まで遠征して見に行く価値はきっとある。

ノコリジルモは、いま福岡の若手劇団で最もポテンシャルを秘めてる劇団であろう。旗揚げ公演を観させてもらった際、荒削りながら、非常にワクワクさせてくれたのを今でも忘れられない。どれだけ本格志向に目覚めるか?で今後大化けしていく気がする。期待したい。

ライターEのオススメ芝居

巷の暑さより八月の福岡の観劇はもっと熱くなりそう!本気でオススメできる公演が目白押しです。

まずは博多座が熱いでしょう!夢とロマンの宝塚が贈る「ロミオとジュリエッ ト」。誰でも知っている作品だけにミュージカルファンでなくても楽しめること請け合いです。
しかし、イムズも熱さでは負けない!学ラン姿の男達が繰り広げるダンスパフォーマンスとコントに映像と盛り沢山が楽しみのコンドルズはオススメ。
また、八月末の残暑厳しい中でもヨーロッパ企画なら、ももちパレスに足を運ぶ甲斐はあるはず。タイトルの「サーフィンUSB」ってやっぱりオタクなお話なのかな?と疑問を感じたら、観ない訳にはいかないでしょう。


オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。