福岡・九州の地域舞台芸術文化を支援するＮＰＯ法人ＦＰＡＰ（エフパップ）

今月のオススメは劇団☆新感線「『乱鶯(みだれうぐいす)』」。今の日本で最も面白い劇団の一つ。いつもなら早々に完売になってしまうのに、今からでもまだ間に合うみたい。新感線を見たことがないという人には、ぜひとも一度は経験してほしいお芝居です。

福岡で気になるのは、下鴨車窓「渇いた蜃気楼」。新感線とは対極で、静かな会話劇という雰囲気。福岡公演は再演とのことですが、ツイッターで目に入ってくる情報からして、とても気になっている公演です。見に行きたいと思います。

熊本、大分の地震で被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復興をお祈りしています。市川猿之助さんの博多座での口上「〜客席と舞台が一体になることが大いなる祈りだと私は信じております。」を受け、観劇は継続していきたいと思います。東京で観劇中に地震が来て照明機材がかなり揺れたのを思い出します。主催者の皆さまは安全確保に努めてくださいますようお願いします。

「おススメ」は、劇団☆新感線いのうえ歌舞伎が北九州市で観ることができること。客演陣がさみしいかなあ、倉持さんの作品は合わないなあと思いつつも、そこはいのうえひでのりさん演出、楽しみにしております。

「気になる」（劇）池田商会 瀧猫亭も時代劇で渋い作品をもってきています。下鴨車窓、hen house、ハイバイは安定していると思います。『エドウィン・ドルードの謎』は、結末は288通りらしいのですが、料金がお高いので１回しか観ることができないので比較はできないです。『猟銃』は初演を映像で観ましたが、はまると引き込まれていきます。『BEAN!!!!!』は、振付・構成・演出はスズキ拓朗さん。なんか楽しみです。

※カッコ内情報は4/23現在、表記金額は前売り券料金　
熊本、大分の地震、そうなる前の週に「現場」にいたわたしにはつよく、つよく突き刺さる出来事。故にお見舞い・・・という言葉を安易に吐けない。
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「絵画」と「演劇」の「化学融合・化学変化」はある意味初心者向け。別の言葉で言えば、「一粒で二度美味しい」、ということ。