私は21歳くらいで戯曲というものを(見よう見まねで)書き始め、28歳くらいから作風が変わってきました。また、33歳くらいから変わりだし、今また変わりつつあります。それにつれ世間の評価もアレコレ変わりました。しかし気にしません(もちろん気になるけど)。これが私なのですから。って参加者がそんなふうに開き直れるような講座になればと思います。今まで自分が獲得した書き方はすべて開示します。書くのはアナタです。
泊篤志

誰にでも書ける、貴方にしか書けない戯曲講座

講師:泊篤志(とまり あつし)

飛ぶ劇場代表・劇作家・演出家。北九州市出身。
北九州大学に在学中、演劇研究会で上演作品の執筆・演出を開始。大学卒業後、(株)セガに入社しゲームシナリオ等を担当。
2年後、北九州へUターンし「飛ぶ劇場」に復帰。以来すべての作品の作・演出を担当。1995年に劇団代表を引き継ぐ。新しい要素を取り入れつつも娯楽性を忘れない姿勢で作品創作に取り組む。
'97年『生態系カズクン』で第3回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞。
'99年『IRON』が第44回岸田國士戯曲賞最終選考(6作品)にノミネートされる。
現在、北九州芸術劇場 学芸係ディレクターとして勤務。長崎や札幌など各地で戯曲講座やワークショップの講師を多数おこなっている。

飛ぶ劇場公式サイト
ブログトマリ


日時

第1回:2010/09/18(土)13:00-18:00(予定)
*2回目以降の日程は別途調整いたします。基本的に土日祝日の昼に開催する予定です。
(全6回・2011年2月終了予定)

場所
福岡市内会場
参加費
15,000円(6回通し)
参加対象
戯曲を書いたことがある人、劇作家
定員
5名
応募締切
2010/8/27(金)

WS内容(予定)

1回目 戯曲を書くことについて (2010/09/18(土)13:00-18:00)
・「なぜ戯曲を書くのか?」について、また「それをどうふくらませるのか?」についての実践的な講義
・戯曲を書く上での基本的なことをレクチャー
・この戯曲講座でどういう戯曲を書いていくかを確認する

2回目(10月上〜中旬予定)
・戯曲全体の基本構造や起承転結についての講義
・この戯曲講座で書く戯曲のタイトルを決める
・プロットを作成する

3回目(11月中〜下旬予定) 
・書いてきたプロットについてコメント・講評・意見交換
・プロットの中から、作品の核となるシーンを抜き出し、台詞を書いてみる
・書いたシーンについて質疑応答
・戯曲の方向性を確認する

4回目(12月下旬予定) 
・プロットをもとに、戯曲を書く
・書き上げた戯曲にたいして講評・意見交換
・質疑応答

5回目(1月予定)
・講評をもとに、さらに戯曲をかく
・書き上げた戯曲にたいして講評・意見交換
・最後まで書き上げる

6回目(2月予定)
・書き上げた戯曲の講評
・各人の課題の確認
・質疑応答、総括

2回目以降の日程は別途調整いたします。基本的に土日祝日の昼に開催する予定です。


申し込み方法(応募締切り:8/27)

電子メールにて件名を「戯曲講座希望」とし、以下の7点を明記の上、 info☆fpap.jp(☆ を@に替えてください)まで送付ください。

1.氏名
2.年齢
3.電話番号
4.メールアドレス
5.所属(特にない場合は「なし」で構いません)
6.講座に期待すること
7.演劇歴・戯曲歴

応募者には折り返し確認のご連絡をいたします。
(36時間以内に確認連絡がない場合は、お手数ですがお電話092-262-5027にて確認をお願いします。)
お預かりした個人情報は、NPO法人FPAPからのご連絡以外には使用いたしません。

※当日は記録撮影を行い、サイトで公開することがございます。あらかじめご了承下さい。

受講が決まったら、下記の送付をおねがいします。
・過去に書いた戯曲で、一番自分らしいと思うもの。

定員を超えて申し込みがあった場合、締め切りを早めるか、書類選考となります。
選考の結果は締切日以降にお知らせいたします。

主催・協力・後援

主催:NPO法人FPAP
協力:九州地域演劇協議会
(財)福岡市文化芸術振興財団助成
後援:(財)福岡市文化芸術振興財団、福岡市