福岡の街を歩いてみることから始めてみたいと思います。あらかじめ物語を決めないで、見える光景、聞こえてくる音声に注意を向けて、都市の報告者になってみましょう。都市には、人間には理解できない言葉があふれています。それを翻訳するのが劇作家の役割でもあります。これまでの戯曲の概念を拡張するようなワークショップになるといいなと思います。

松田正隆

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講師:松田正隆(まつだ まさたか)

劇作家、演出家、マレビトの会代表。
1962年、長崎県に生まれる。1990年〜1997年まで劇団「時空劇場」代表を務め、劇作・演出を手がける。
1994年『坂の上の家』で第一回OMS戯曲賞大賞受賞。
1996年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞受賞。
1997年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞受賞。
1998年『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。
2000年には京都府文化奨励賞を受賞。
劇団解散後、フリーの劇作家として、青年団、文学座、演劇集団円などに作品を書き下ろしている。
舞台戯曲の他、黒木和雄監督作品『美しい夏キリシマ』にて映画脚本を手がけ、『紙屋悦子の青春』は原作として映画化されている。

2003年8月より「マレビトの会」を結成し、劇作及び演出活動を開始。
マレビトの会の主な作品に『島式振動器官』『クリプトグラフ』『声紋都市ー父 への手紙』『PARK CITY』『都市日記 maizuru』などがある。
現在、京都造形芸術大学 舞台芸術学科客員教授。

マレビトの会(外部リンク)

日時等

日時

第1-2回:2011/11/26(土)、27(日)
*3回目以降の日程は別途調整いたします。基本的に土日祝日の昼に開催する予定です。
(全5回・2011年2月終了予定)

場所
福岡市内会場
参加費
15,000円(5回通し)
参加対象
戯曲を書いたことがある人、劇作家
定員
5名
応募締切
2011/10/31(月)

WS内容(予定)


・10分〜30分程度の短編戯曲の創作
・街へ出てその地域に取材し(フィールドワーク)、創作テーマ、素材を取り入れる
・最後のワークショップでは、参加者が創作した戯曲について発表(プレゼン形式)と講評


<1回目> (2011/11/26 14:00-18:30)
・参加者、講師顔合わせ
・自己紹介
・講義
・フィールドワーク1 (自分の興味、課題をみつける)
・参加者よりフィールドワーク成果報告
・講師講評
・質疑応答

<2回目>(2011/11/27 13:00-16:00)
・1回目振り返り
・フィールドワーク2 (自分の考えを深化、整理する)
・参加者よりフィールドワーク成果報告
・講師講評
・質疑応答
・次回課題発表(実際に戯曲を書きはじめる)

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<3回目> 3-4回/2日間連続日程(12月下旬頃)
※3回目以降の日程は別途調整いたします。基本的に土日祝日の昼に開催する予定です。

・参加者より課題発表
・講師講評
・講義、(戯曲を実際に書いていく作業について)
・質疑応答

<4回目>
・これまでのワークショップ振り返り
・課題進行状況発表(プレ発表)
(必要であれば・フィールドワーク3)
・講師講評
・成果発表について、課題締切について

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<5回目> 最終回/1日のみ (1月下旬〜2月下旬)
・参加者より課題プレゼン(一人15分〜20分)
・講師講評・総評
・質疑応答


申し込み方法(応募締切り:10/31)

電子メールにて件名を「都市日記戯曲WS希望」とし、以下の7点を明記の上、 info☆fpap.jp(☆ を@に替えてください)まで送付ください。

1.氏名
2.年齢
3.電話番号
4.メールアドレス
5.所属(特にない場合は「なし」で構いません)
6.講座に期待すること
7.演劇歴・戯曲歴

応募者には折り返し確認のご連絡をいたします。
(36時間以内に確認連絡がない場合は、お手数ですがお電話092-262-5027にて確認をお願いします。)
お預かりした個人情報は、NPO法人FPAPからのご連絡以外には使用いたしません。

※当日は記録撮影を行い、サイトで公開することがございます。あらかじめご了承下さい。

定員を超えて申し込みがあった場合、締め切りを早めるか、抽選となります。
選考の結果は締切日以降にお知らせいたします。

主催・協力

主催:NPO法人FPAP
協力:九州地域演劇協議会