2006年9月のオススメ公演
・取り上げられている公演は、8月27日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。

オススメ公演は「」印、気になる公演は「○」印で表しています
9月
劇団名・公演名
会場
2 劇団02006秋季公演「藪の中の中」
えーるピア久留米 視聴覚ホール
7,8 オフィス夢工房プロデュース公演「ら抜きの殺意」
中央市民センター
9,10 マニアック先生シアター旗揚げ公演「おもいでの街へ帰ろう/轍の傍ら」
甘棠館Show劇場
12,13 グレコローマンスタイルの「グレコの『レ』」
ぽんプラザホール
15,16 劇団トケビ来日単独公演「PLAY」
福岡市立青年センター3F
15,16 パルコプロデュース「噂の男」
メルパルクホールFUKUOKA
17,18 (劇)池田商会 法生会企画 きんじょMadeWorks第2会公演「コシカ」
テアトルはこざき
22,23,24 九州小劇場「上海物語」
ぽんプラザホール
22,23,24 飛ぶ劇場 vol.26「正しい街」 (北九州芸術劇場 提携事業)
北九州芸術劇場 小劇場
29,30 演戯集団ばぁくう「ランチ・アワー」
アトリエ戯座

ライターAのオススメ芝居

旗揚げとかプロデュースとかは、出演者や演出なんかから想像するしかないのでなんともいえないところ。

○気になる
今月も辛めな予想ですが、出演者でマニアック先生シアターと、ご無沙汰のグレコローマンスタイル。

○おすすめ
飛ぶ劇場は、もう一本二本、柱になる俳優陣が欲しいところ。

ライターBのオススメ芝居

あまり今月は観劇予定がないので、オススメ?と言われると鈴木新平さん率いる九州小劇場の公演「上海物語」と飛ぶ劇場の「正しい街」ですね。作、演出、役者など総合的に考えて、間違いない舞台をみせてくれると思っています。もちろん!舞台初心者でもおもしろいはずです。

気になる・・は地元劇団の安定株と思われるところをお勧めしてます。あとは好みですw
地元の演劇(劇団)とのふれあいをしていただけるととても役者たちの励みになると思います。
芸術の秋、ぜひ地元の劇団を見てください。

ライターCのオススメ芝居

今月は、福岡の劇団の公演がやや低調で、オススメする公演も、気になる公演もない。

北九州まで足を伸ばせば、飛ぶ劇場「正しい街」はオススメだが、来月の福岡公演を待ってもいいので、今月のオススメには上げない。

来福劇団では 作:福島三郎、潤色・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチによる「噂の男」が、キャストも魅力的で、はずせない。

ライターDのオススメ芝居

泊篤志作品は毎回泣かされてしまう。哀しいとか,嬉しいとかではない,人間の決意みたいなのに。
飛ぶ劇場の久々の新作だ。とにかく期待大。

【オススメ】パルコプロデュースはハズレが少ない。演劇を見たことがないなんて方を誘うには最適。ばぁくぅの「ランチアワー」も,とうとう9月で終了。秋はちゃんとした大人の芝居がみたい季節かも。

【気になる】グレコローマンスタイルがそれほど情宣もせず,平日にやってしまうこの公演は,なんだか見逃すとそうとう悔しい思いをしそうだなぁ。気になる。


ライターEのオススメ芝居

●気になる : 脚本が芥川龍之介の『藪の中』がベースだとしたら、大変気になるところ。謎めいた作品だけにどんな解釈が施されるのか興味津々。

●オススメ : 「ら抜きの殺意」とはなんとお目の高いことでしょう。脚本は永井愛さんの傑作です。
一見言葉遊びのように、今風の若者コトバや失礼な程の丁寧語の乱闘で、現代の言葉の乱れに着目している社会派作品ですが、テンポの良いコメディーです。必見。


■オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
■おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。