22年10月のオススメ公演

過去のオススメ公演
・取り上げられている公演は、9月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
 そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい

オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
10月 劇団名・公演名 会場 A B C D E
1-3 演劇関係いすと校舎
「あとのまつりのあとのまつり。」
自宅劇場「守田ん家。」
2,9,10 東京芸術座 「12人の怒れる男たち」 (2日)ももちパレス 大ホール
(9日)北九州芸術劇場 中劇場
(10日)大牟田文化会館 小ホール
2,3 小松政夫とイッセ−尾形のびーめん生活2010
in 小倉
北九州芸術劇場 中劇場
2,3 演劇創作館椿楼 「壁裏ジェンガ」 ぽんプラザホール
14-17 (劇)池田商会 第10回本公演
瀧猫亭「雷神の足」
ぽんプラザホール
15,16 新宿八犬伝−犬街の夜−
−2010福岡舞台芸術シリーズ−
西鉄ホール
22-24 小林賢太郎プロデュース「ロールシャッハ」 北九州芸術劇場 中劇場
22-25 非・売れ線系ビーナス第14回公演
「踊りに行かないで」
ぽんプラザホール
30-11/7 のこされ劇場≡ 「オズの魔法が使えない」 枝光本町商店街
アイアンシアター

ライターAのオススメ芝居

池田商会の瀧猫亭は”博多の時代物”が得意分野。
今回の本公演「雷神の足」にはかなりの力の入れようなので期待がふくらむ。

「新宿八犬伝」は川村毅の新作、キャストは著名俳優ほか、地元の俳優も多くの参加があり、見応え、親近感ともに充実の1本となりそう。

「踊りに行かないで」は非・売れ久々のぽんプラザ公演。ちらしの絵がとても可 愛い、なんだか今までと違うようで不安と期待が混ざる。

椿楼の高橋氏は九州戯曲賞の最終候補作品の作者。今回の「壁裏ジェンガ」は高橋氏の作品ではないが、役者として出ているので気になる。初見なのでオススメ ではなし。

のこされ劇場の公演「オズの魔法が使えない」は枝光演劇フェスティバルの一環 。このフェス自体は気になるけど、アクセスがわかりにくいのが難。 近くの方ならおもしろいイベントだと思う。

ライターBのオススメ芝居

今月は安心しておすすめできるお芝居がない。残念。 気になるのは4つの公演。

新宿八犬伝はオススメでもいいかもしれない。9月下旬に横浜での公演があるので CoRichなどでこの公演の評価をみてから考えてもいいかも
非・売れ線系ビーナス「踊りに行かないで」この作品で東京公演をおこなうようだ。いい芝居になって欲しい。

ライターCのオススメ芝居

9月の「しあわせな怒涛」が終わり、次の新しい流れが始まった。

演劇関係いすと校舎「あとのまつりのあとのまつり。」
 秋の行楽シーズンの入り口に 「地産地消型演劇」を見に 行橋まで行くのも悪くない。

演劇創作館椿楼 「壁裏ジェンガ」
 今回は主宰の高橋氏ではなく、周年記念演劇祭の 「夏の夜の夢」で妖精さんをやった子の作演出とのこと。
新しい才能に期待。

(劇)池田商会 第10回本公演 瀧猫亭「雷神の足」
 このブランドラインはハズレなし。

新宿八犬伝−犬街の夜− −2010福岡舞台芸術シリーズ−
 テレビやAVでおなじみの名だたる座組と 福岡の名だたる座組がどんな化学変化を 起こしていくか、期待。

非・売れ線系ビーナス第14回公演「踊りに行かないで」
 夏の演劇大学で木村佳南子×羊屋白玉の掛け合わせで シンプルかつ不思議なエロ、というものを見た。
今度はそれに田坂哲郎が噛んできて どう科学変化が起こるか、期待。

のこされ劇場≡ 「オズの魔法が使えない」
 「演劇と町の幸せな関係」を見よ。 ちょうどいい塩梅に起業祭も近くであるぞ。

ライターDのオススメ芝居

例年この時期は、観るものに迷ってスケジュール調整に思い悩むことが多いものだが、この秋は、ぽんプラザ10周年以降はあまりパッとしないラインナップが多い気がする。

そんな中でも、今月ダントツにオススメなのは小林賢太郎だろう。
彼の「演劇作品」は未見なのだが、ラーメンズやソロパフォーマンスで魅せてくれる緻密で計算された笑いの散りばめられたステージは、期待して損はない。必見だ。

地元劇団では、毎年この時期、壮大な歴史モノを展開する池田商会に期待。
過去2作は、大きめの会場と物語のスケールが、実際のステージワークに追いついてない感も若干あったが、今回はぽんプラザの公演ということで、その事が吉と出るか凶と出るか。
いずれにしても期待したい。

ライターEのオススメ芝居

今月のオススメは断然「ロールシャッハ」。 ラーメンズ(片桐仁と小林賢太郎のコントユニット)の公演同様に、舞台で展開され る偶然は全て緻密に計算された必然だったと気づかされる愉快さにハマってしまえ ば、もう貴方も小林賢太郎の魅力の虜です!是非一度観て欲しいナァ・・・。
また、非・売れ線系ビーナス第14回公演は遂に東京進出を果たすという上、ドラマ ドクターに羊屋白玉さん(指輪ホテル代表)を迎えて、作品のスタイルがどんな変貌 を遂げるのかワクワク!で公演日が待ち遠しい程ですが、この個性は観劇ビギナーに 受け入れてもらえるかどうか相当迷うので、「気になる」ということで・・・しかし 多くの人に観てもらいたいナァ!

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。