福岡・九州の地域舞台芸術文化を支援するＮＰＯ法人ＦＰＡＰ（エフパップ）

3月ということで、大学の卒業公演が目白押し。
意外に掘り出し物があるので時間と気持ちに余裕のある方はぜひ行ってみてほしい。
福大のちらしは実にセンセーショナル。
春の大学演劇起爆剤プロジェクトなるものが発起していてその一端を担っている。
そのプロジェクトでは大学演劇をスタンプラリーで観ようという試みがスタートしているのでそちらも要チェックだ。
福大、福岡女学院、九産大が参加している。

宮崎公演を終了している「三人姉妹」が北九へ。このシリーズ最高傑作となるのでは。

「とんでもない女」小郡で再演。これは観たことがあるので、かなりオススメ。

中村姉弟の公演「サーカスものがたり」は。。。単品でこれだけおもしろい2人がタッグを組む。おもしろくないわけがない。

チェルフィッチュ、ゼロソーはインパクトはあるけど、好き嫌いは分かれるかもしれないので、気になるということで。でも本音はオススメです。

今回、福岡近郊で行われる公演でのオススメはなし。
気になるのは京都からやって来る「笑の内閣」と公演チラシが印象的な福岡大学の「傷は浅いぞ」
遠方になるので、対象外としたが、「ゾウガメのソニックライフ」と「三人姉妹」も気になる公演。

笑の内閣　『俺たちのプロレスは反社会的じゃなか』　
これが、最先端、最先鋭な「社会風刺」劇。
その「フリーダム」を見よ。

福岡大学学術文化会演劇部　『傷は浅いぞ』　
大学生が骨のある演目に挑戦。

チェルフィッチュ 『ゾウガメのソニックライフ』　　
世界に通用する、日本発の「身体言語」を感じよ。

劇団　ゼロソー　『チューウィンガム』　
「インターネット」と「演劇」の融合がごくごく自然になってきた。
どんな色合いで一つ先の「融合」を見せてくれるのだろうか？

『演劇・時空の旅』シリーズ＃3 「三人姉妹」　
３回目を数えるこの企画、史上最高の座組と質の高さ。
いろいろな意味で心に突き刺さる。

花野組 『4時48分サイコシス』
浦辻純子が骨のある演劇を引っさげて帰ってきた。

劇団ノコリジルモ 　『オンリーマイナーロール』
2011年飛躍が期待できる劇団、満を持して登場。