23年5月のオススメ公演

過去のオススメ公演
・取り上げられている公演は、4月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
 そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい

オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
5月 劇団名・公演名 会場 A B C
1 14+「堀川波鼓」「ヂアロオグ・プランタニエ」「霊感少女ヒドミ」 西鉄ホール
5 演劇関係いすと校舎 「四つの部屋の、住人と。」〜for summer season 〜 西鉄ホール
7 劇団マニアック先生シアター 「汽車の夜」「端の床屋」「相川理沙弾き語りライブ」 甘棠館show劇場
8 非・売れ線系ビーナス 「おやすみ・ザ・ワールド」 西鉄ホール
13,14 座”K2T3 「Family days キレイで、グロテスク」 大博多ホール
14,15 唐ゼミ☆ 「恋と蒲団」 三菱地所アルティアム
19-22 ままごと 「わが星」 北九州芸術劇場 小劇場
21 最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」九州予選 ぽんプラザホール
21,22 地点 「桜の園」 イムズホール
28,29 万能グローブ ガラパゴスダイナモス 「グンナイ」 イムズホール
28,29 財団、江本純子 「奇形鍋」 西鉄ホール

ライターAのオススメ芝居

今月のおすすめは、「わが星」と「グンナイ」。

わが星は秒針のSEが全編にながれラップ調のセリフでおこなわれる新感覚の芝居。
宇宙を背景にしたストーリーで芝居の世界にも入りやすい。必見。
再演で、前回の感想がCoRichで読める。
http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=13499

ガラパ「グンナイ」もおすすめ。
前回のイムズホール進出でも、このクラスの劇場をみごとに操っていた。
笑いがあちこちにまぶされたわかりやすいストーリーではじめて芝居を見るなら、福岡で一番おすすめしたい劇団。

K2T3いつもならばオススメだが、今回は劇場が大きくなり芝居力が希釈されるだろう。
今回は様子を見て、気になるで。
地元劇団の中劇場公演はおすすめしにくいが、K2T3は克服してくれることを期待したい。

地点「桜の園」すでに世界的な活躍をしていて、高いクオリティの作品が期待できる。
芸術性への比重がおおきく、難解なつくりなので、日ごろ芝居をしない人にはおすすめしない。

ライターBのオススメ芝居

福岡演劇フェスティバルのラインナップがすべて気になるところではあるが、これを機会に友達を演劇に誘おうかなということであれば、ガラパの「グンナイ」が一押し。こりっち舞台芸術祭り2011の最終選考の10団体にも選ばれている。
またいすと校舎のちらしを読むとなんともメルヘンチックでいい感じ。
そしてあまり初心者向きではないかもでしれないが、地点、14+は作品の選定が素晴らしくて、どういう舞台になるのか非常に楽しみ。
フェスティバル全体としてぜひとも盛り上がってほしい。
マニセンは楽しそうなコラボ企画。東日本大震災のチャリティ公演でもある。
ままごとの「わが星」は去年の岸田國士戯曲賞をとった作品。
全国公演の一か所に北九州を選んでくれたことは演劇人や観客にも期待されているということ。観ておくべきでしょう。
最後に非常に気になっているのが唐ゼミ☆ アートギャラリーのくらくらするちらし見ながら、なぜここと唐ゼミなのか。強烈なコラボが期待できそうだ。

ライターCのオススメ芝居

福岡フェスの他にも色々と新しい試みがやってきた。

14+「堀川波鼓」「ヂアロオグ・プランタニエ」「霊感少女ヒドミ」
 今回は時空を超えた骨のある短編三本に挑戦。

演劇関係いすと校舎 「四つの部屋の、住人と。」〜for summer season 〜
 豊前の国行橋から「地産地消型演劇」が西鉄ホールに登場。

非・売れ線系ビーナス 「おやすみ・ザ・ワールド」
 題名からして、なんか不思議なものを見せてくれそう。

座''K2T3 「Family days キレイで、グロテスク」
 久方ぶりのk2t3、どんな変化を見せてくれるのだろうか?

ままごと 「わが星」
地点 「桜の園」
 見るものの心を揺さぶる演劇とはこのことかと。

最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」九州予選
 数秒で客を物語に引っ張り込む「説得力」を見よ。

万能グローブ ガラパゴスダイナモス 「グンナイ」
 現時点で福岡一の劇団、イムズに再登場。

財団、江本純子 「奇形鍋」
 東京で一番「エグい」劇団が福岡の面々と組んでどんな化学変化を起こすのか?

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。