24年4月のオススメ公演

過去のオススメ公演

・取り上げられている公演は、3月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい


オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
4月 劇団名・公演名 会場 A B C
3/31-1 演劇創作館 椿楼 『踊り場にて、』(2012年リアレンジ版) 甘棠館SHOW劇場
7-8 劇団ルアーノデルモーズ 『ひとんちで騒ぐな』 ぽんプラザホール
14-15 サンプル 『自慢の息子』 北九州芸術劇場 小劇場
18 『熱海殺人事件 NEXT 〜くわえ煙草伝兵衛 捜査日誌〜』 キャナルシティ劇場
19-20 ままごと 『あゆみ』 イムズホール
21-22 劇団HallBrothers 『HOTEL…♥』 あじびホール
27-29 彩の国シェイクスピア・シリーズ 『シンベリン』 北九州芸術劇場 大ホール
28-5/1 揮発タブレット 『[彼女B]』 konya-gallery(紺屋2023 2F)
29 village80% 『No Enemy, No Life?』 西鉄ホール
29-30 劇団マニアック先生シアター 『蠅取り紙(山田家の5人兄妹)』 甘棠館Show劇場

ライターAのオススメ芝居

今月は、イムズホールでおこなわれる「あゆみ」を一押し。
わが星やテトラポットを見たが、ストーリーの飛躍はあるものの初めて芝居を見る人にもすすめられる範囲なので安心。 柴の世界観や手法の魅力を楽しんで欲しい。
キャナルシティ劇場の熱海殺人事件、つかこうへいがなくなった今、もっとも正統な熱海殺人事件をひきつぐ作品となるのだろう。熱海殺人事件を見たことがない人はこの機会を逃してはいけない。

気になるは福岡の劇団4劇団。劇団HallBrothers、劇団マニアック先生シアターはドラマ性を大事にしたストーリーで初めての人にもすすめやすい。どちらももう一歩二歩レベルアップしてくれたらオススメにいれたい。今後の活動を期待したい。劇団公式サイトをみて好きなタイプのストーリーなら見に行ってみてもいいだろう。
椿楼、揮発タブレットは福岡の若手劇団。芝居は少し難しい部分があるかもしれない。今後の福岡を背負う可能性のある劇作家を擁するカンパニーなので、そういうのが好きな人は見に行ってみてもいいかもしれない。

ライターBのオススメ芝居

4月から6回目の福岡演劇フェスティバルが始まる。今年はかなり多くの劇団を呼んでおり、
我々観客にも演劇人にも刺激が大きいのではないだろうか。舞台を初めて見る人にも勧められるものが多い。
特に、ままごとの「あゆみ」は再演ながら柴幸男の作品なのでかなり期待している。
「自慢の息子」も岸田國士戯曲賞受賞作品ということで期待大。
「ひとんちで騒ぐな」はいい脚本だが、この劇団は未見なので半分期待。
椿楼の「踊り場にて、」は非常に気になっている作品だが、料金が低価なのでそれもなぜか気になる。
HallBrothersは方向転換したのか?と思わせる題名で興味をそそられる。

他にもかなり数多くの公演が行われる4,5月なのでFPAPやこりっちの公演案内も随時チェックすることをお勧めします。

ライターCのオススメ芝居

サンプル 『自慢の息子』
ままごと 『あゆみ』 
  両方共「奥と懐の深い」演劇。
3000円と少し高いが、いろいろなものが貰えそう。

劇団ルアーノデルモーズ 『ひとんちで騒ぐな』
  最近、事務所違いだがオープントップバスの「バスアナ」といい、
この試みといい、色々な形で「表現ができる」方向性を
この「お仕事」自体が模索している模様。
技量が少しわからないので2500円は少し高いかもしれないが。

劇団HallBrothers 『HOTEL…?』 
  久しぶりの公演はひと味違う「愛」の短篇集。
70分程度と時間もいい塩梅、1500円とそこそこお得。

彩の国シェイクスピア・シリーズ 『シンベリン』
  大竹しのぶやら阿部寛と有名所がぞくぞくと。
当然、9500円よりとかなりお高め、4/27は残ありなので
「有名どころと同じ空気を感じたい」という人は。

 village80% 『No Enemy, No Life?』 
  2000円とまあそれなりの値段だが、
「前衛芸術」のためとっつき難い所がある。

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。