25年3月のオススメ公演

過去のオススメ公演

・取り上げられている公演は、2月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい


オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
3月 劇団名・公演名 会場 A B C
2,3 北九州芸術劇場+市民共同リーディング「5つの街の話〜Re:九州の記憶〜」 北九州芸術劇場 小劇場
9-10 サンピリ「変身」 ぽんプラザホール
16 ユニットしゃもじしゃもじ「楽屋」 青年センター
16,17 謎のモダン館「蠍城の麗人」 ぽんプラザホール
16,17 MONO「うぶな雲は空で迷う」 北九州芸術劇場 小劇場
19-23 空間再生事業 劇団GIGA「アオイトリ青イ鳥アオイ・・・」 シアターおくんち
22-24 劇団鹿殺し「音楽劇BORN SONGS]  西鉄ホール
22-25 劇団ぎゃ。「エンデの時間稼ぎ」 ぽんプラザホール
23,24 ぐにゃり「台風」 ハコビル

ライターAのオススメ芝居

3月一押しはなんといっても鹿殺し。めっきり九州に定着した鹿殺しの最新作、「BONE SONGS」は各地で公演中、しっかり仕上げて福岡へ来るなんてありがたい。
「家出」で九州戯曲賞大賞受賞の谷岡紗智さんの2回目の公演「台風」 勢いがついていること間違いなし。
「蠍城の麗人」謎のモダン館は地味だけど着実に成果を上げてきている。舞台を初めて観る人にこそ勧めたい。
「変身」サンピリは役者も新たに新境地なるか。
初ユニットのしゃもじしゃもじは大作「楽屋」に挑戦!!かなり楽しみだ。
順調に進んできている劇団ぎゃ。の本公演。「エンデの時間稼ぎ」むろんミヒャエル・エンデのことだろう。夢のような話を期待する。

ライターBのオススメ芝居

※カッコ内金額は前売料金、残席状況は2月23日現在
[おすすめ]
劇団鹿殺し「音楽劇BORN SONGS」(4500円・全日程残あり) とにかく「濃ゆい」エンターテイメント。
北九州芸術劇場+市民共同リーディング「5つの街の話〜Re:九州の記憶〜」 (500円・3月3日のみ残あり) 今年は門司・小倉・八幡・戸畑・若松の各市が合併して北九州市になって50年、という節目の年。街をめぐるたくさんの「物語」というものを感じていただければ。
謎のモダン館「蠍城の麗人」(2000円・残要問合せ) 東日本大震災からもう2年になるのですね。そんなことをふと考えてしまいそうな一本。
[気になる]
MONO「うぶな雲は空で迷う」(3500円・3月16日夜残少、その他日程残あり) ゆるく元気になってしまう、小気味の良い会話劇、再び。
劇団ぎゃ。「エンデの時間稼ぎ」(1800円・残要問合せ) この劇団はだんだん「考えさせられる」ことができるエンターテイメントができつつあるようです。「刺激的」なものが欲しい方はいかがでしょうか。

ライターCのオススメ芝居

今月のオススメは劇団鹿殺し。岸田戯曲賞の最終候補にも残った座付き作家である丸尾丸一郎の脚本、力強い演技、派手なスタッフワーク、音楽性の高さなどで初めて芝居を見るような人にもおすすめできる。
アングラな雰囲気ではあるがGIGAの次回作も気になる。シアターおくんちというスペースは聴き馴染みがないが、空間にこだわる劇団GIGAならではの舞台を楽しみにしたい。
九州戯曲賞を受賞した作家である谷岡紗智が脚本を手がけるぐにゃりもカンパニーとしての力は未知数ながら気になる。

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。