福岡・九州の地域舞台芸術文化を支援するＮＰＯ法人ＦＰＡＰ（エフパップ）

カッコ内金額は前売料金、残席状況は6月24日現在

【おすすめの演劇作品】
・子供のためのシェイクスピア20周年記念公演「ハムレット」（3500円・残あり）　「子供のための」と銘打つが, 「古典」をわかりやすくする、という意味で初心者にもおすすめ。

【気になる演劇作品】
・　HANARO project 『四畳半の翅音』、『クリスマスに30万ウォンと出会える確率』 （2500円・残少）
・　「四畳半の翅音」という「差別」を扱った作品が「韓国釜山」の持つ「地域的事情」とどう科学変化を起こすか？
・　ぐにゃり「怪奇!!蛸人間誕生」（500円・残要問い合わせ）　題名からして、そして「くうきプロジェクト」というものの雰囲気と　　も重なって「お祭り」みたいだな。

【おすすめ】
7/11-7/13 「海辺のカフカ」北九州芸術劇場 大ホール

【気になる】
7/4-7/8 劇団HallBrothers「上野真冬の遅すぎた春」ぽんプラザホール
7/11-7/14 HANARO project「 『四畳半の翅音』、『クリスマスに30万ウォンと出会える確率』」FUCA
7/16-7/17 ハイバイ「おとこたち」西鉄ホール
7/18-7/19 ぐにゃり「怪奇!!蛸人間誕生」福岡市立青年センター
7/30-7/31 小池博史ブリッジプロジェクト「注文の多い料理店」ぽんプラザホール

今月は気になるが５本。 2012年に解散したパパ・タラフマラで世界的な活動をしていた小池博史さんの作品が気になります。福岡でもおなじみになってきたハイバイ「おとこたち」。質の高い舞台が期待できます。あまり明るい話ではないことが多いので、そういうお芝居が好きな人にはオススメです。福岡ー釜山の演劇交流企画 HANARO projectも気になります。MMSTの作品は芸術的な雰囲気を味わえます。劇団HallBrothersは15周年ということで、活発に活動されています。ぐにゃり「怪奇!!蛸人間誕生」九州戯曲賞をとられた谷岡さんが脚本です。どんなお芝居になるのか想像つかないのが、逆に気になります。

子供のためのシェイクスピアシリーズは、シェイクスピアを題材にしながら、遊び心もたっぷりで、しっかりしたエンターテイメントだ。２０年にもなるとは気付かなかったけど、一度は観ておきたい、観てもらいたい。
劇団HallBrothersは、最近面白い。人の暗部をクローズアップするお芝居が多いけれど、なぜか親近感を持てる作風になっている。
先月から福岡と釜山の交流企画が続いている。それぞれ戯曲賞の受賞作品を持ちだして交換するという企画、HANARO projectは、新しい試みなだけに、初心者の方にオススメ！とまでは言えないけど、かなり気になる企画だ。
野村萬斎のマクベスは、たった５人でやるそうで、内面を丹念かつ丁寧に描くとういことで、子供のためのハムレットとは違う意味で気になる。