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マレビトの会『長崎を上演する』同一のテーマで7名の作者が執筆した戯曲約20本(上演時間約7時間)を3日間にわたって上演【8/14〜16立教大学新座キャンパス(埼玉)入場無料】九州戯曲賞受賞の島田佳代氏と谷岡紗智氏の戯曲も。現在全戯曲公開

2015.08.03 Monday | ニュース

2013年度から2015年まで3年間の長期にわたって取り組んでいる
マレビトの会『長崎を上演する』の集大成となる上演会が、8月14日〜16日に開催される。
7名の作者が執筆してきた戯曲約20本(上演時間約7時間)の作品を3日間にわたり上演される。

プロジェクトに参加している劇作家メンバーの中には、九州戯曲賞受賞の島田佳代氏、谷岡紗智氏も。

○日時:2015年8月14日(金)、15日(土)、16日(日)各日17:00開演(開場は開演の10分前)
※上演時間は、各日約140分(2時間20分)(途中休憩含む)を予定。

○会場:(埼玉県)立教大学新座キャンパス 6号館ロフト1
キャンパスまでの行き方
キャンパスマップ
※志木駅から徒歩20分ほど。

○入場無料/予約不要。 ※客席に限りがあるため、立ち見になる可能性あり。

○作(※敬称略):アイダミツル、稲田真理、遠藤幹大、島田佳代、谷岡紗智、松田正隆、三宅一平
○演出:松田正隆氏
○出演(※敬称略):生実 慧、大庭裕介、上村 梓、駒田大輔、佐藤小実季、島 崇、田中 夢、西山真来、弓井茉那、吉澤慎吾

◆現在、7名の作者が長崎を訪れ執筆した戯曲、全23本をマレビトの会ホームページにて公開している。
『長崎を上演する』

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マレビトの会は、
「ヒロシマ―ナガサキ」シリーズ(2009−2010)、
『マレビト・ライブ N市民―緑下家の物語』(2011)、
『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)といった近年の一連の作品を経て、
2013年度から、長期的な演劇プロジェクトに取り組んでいる。

このプロジェクトでは、
複数の作者によってひとつの都市をテーマに戯曲を書き、
その上演を行うことを繰り返している。

長崎、広島、福島をテーマに、現地取材、戯曲執筆、
舞台上演を複数年にまたがって継続して行うことで、
被爆都市として語られる大文字の歴史ではなく、
それぞれの都市の日常に流れる時間や内在するドラマを戯曲として抽出し、
舞台空間に立ち上げようとする試み。

2013年度からは、『長崎』をテーマに、取材、執筆、上演を行ってきた。

今月、長崎編3年分の戯曲を総集編として上演し、
以降、広島、福島へと対象を移し、プロジェクトを継続して行く予定。

複数の作者の視点で書かれた戯曲の断片から構成される戯曲は、
直ちに了解できる物語化されたものではなく、
素描画が線や明暗によって像を現すように、
観客が俳優の行動の断片を読み取ることによって生成されることでしょう。
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プロジェクト・メンバー(2015)(※敬称略)
アイダミツル、生実慧、稲田真理、遠藤幹大、大庭裕介、上村梓、駒田大輔、佐藤小実季、島崇、島田佳代、田中夢、谷岡紗智、中村みなみ、中山佐代、西山真来、松尾元、松田正隆、三宅一平、森真理子、山田咲、弓井茉那、吉澤慎吾、吉田雄一郎
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■詳細は公式ホームページより
マレビトの会
author : fpap | - | -