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本州からの傭兵です

流しの演劇プロデューサー、大橋敦史と申します
私は11年ほどかけまして、日本全道州を制覇する滞在制作プロジェクトをしています

固い相手に言う時には国内研修と言っていますが、私の中では武者修行の旅と位置付けています
ラジオ番組とかで地方に来たアーティストに「どうですか?名古屋は?」などとDJが聞いたりしますが、そのアーティストは新幹線で駅まで来てタクシーに乗ってるだけなので、町の印象なんてないんですよね
ライヴの反応とか聞かれても、「いやー、ノリがいいですよ。」と言うのがよくあるパターン
地方で暮らして物を創らないとその町の事はわからないんですよね

アーティスト・イン・レジデンスと呼ばれる滞在制作型のプロジェクトは、作品と町をつなぐとても有意義な活動だと思います
私はアーティストではありませんから、「物を創っているオン」の時だけその町にいるのではなく、出来ることならばその町の「オフ」の時も過ごしたい
わかりえないものかもしれませんが、それでもわかりたい欲求を持って各地で仕事をします

私はこの度、当演劇祭のプロデュースチームに参加することになりました

福岡の皆さん、はじめまして
九州の皆さん、はじめまして
京都のみんな、いってきます
名古屋のみんな、今度は九州に行くよ!

この修行を終える頃には、日本中の仲間の呼吸が聞こえるようなネットワークを作っている予定です
もちろん大人なので仲良しクラブじゃない、面白い仕事をするための仲間ですけどね
福岡のアーティストの皆さん、10年後一緒に仕事しましょう

観客の皆さん。このブログはプロデュースチームが随時現場の声をお届けしますので、ご興味を持った公演や関連企画に参加していただければ幸いです