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※定員を超える5ユニットの応募があったため、「4人」の演出家としていたところを、「5人」とさせて頂きました。

小松杏里の演出家のためのワークショップ発表公演
各ユニットの紹介
あべさん
(Average≒31)
劇団HoleBrothers 「HORIS★」
(ホリスター)
aiiro 演劇銭団
Do−リンク場
       

ユニット名
演劇銭団Do−リンク場
演出家
小林ゆう(写真)
役者
川崎和哉
教生-kyosei-
石橋結香
小川かおり
河井友幸
ひとこと
旗揚げから一年、三本の本公演などやり、その中で見つけてきたDo−リンク場らしさ・魅力・味を再確認しながら、それが役者一人一人に現せるよう、僕等のモットー【必死に!】で魅せていきますっ!
第1場を読んでのファーストインプレッション 何も無いようで何かありそうな……
何かありそうで、実は何も無さそうな。
よくある普通の光景にも感じるし、異質な雰囲気も醸し出す『空気』に感じた。『想像』より『妄想』が強い僕としては、様々な情景が浮かんでは消えを繰り返している。今後の内容にもよるが、頭の中で動いている様々なパターン・人柄・展開が、『妄想壁小林』には気持ち良い。
演出プラン

今回の台本への、僕の第一印象が《…ん?何これ?》だった。それは、内容だったり・キャラクターだったり・流れそのものだったり、何か引っ掛かりそうで引っ掛かってこない感じだ。だからこそ、僕の《妄想癖》は駆り立てられたんだろうけども。

今回僕は、まさにソレをお客さんに感じてほしい。しかしそこには、作品に対して《何なの!?》ではなく、芝居に対しての《何なの!?》があってほしい。僕の中では、どんな方向で行くのかは決まった。ただ、ソレをダイレクトにお客さんに届けるのではなく、キャラクターの味であったり・間であったり・僕の大好きな《役者の眼》であったりで、芝居の中で少しづつお客さんの心に種を仕込んでいきたいと思っている。

見ての通り、僕は思考・思想を言葉にして伝えるのが上手くない。そのくせ、ヘタにイメージは濃いタイプだ。

だが、僕はこのメンバーの魅力・空気・輝き方を、少なくともこの旗揚げからの期間で感じ・掴んできたつもりだ。

それを表に出し、ある面では抑え、全員の芝居のゴールの方向を、一つに結びつけてやる。そんな演出をしたい。そのために、とにかく役者と《対話・喧嘩》をしていきたい。
明確な演出プランとは言えない内容かもしれないが……しいて言うなら、今回は《スピード》《濃さ》のバランスに注意し、生かしたいと考えている。

一見よく分からない台本・少ない稽古期間だからこそ、《今更》と言われてしまいそうなほど基本なのかもしれないが、僕はそこが重要だと考えているわけだ。その中で、プラスαが見付かってくれば、それが僕らの味になってくるはずだと、僕は信じている。


 

 
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