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福岡・九州地域演劇祭~劇団こふく劇場(宮崎) 役者で音楽担当のかみもと千春さんにクローズアップ

制作の古賀です。

あっという間に7月も終盤です。来月はいよいよ8月、夏本番です。
3週間後には、大学演劇部合同公演『髑髏城の七人<アカドクロ>』も始まります!
私の担当する連続上演『春、夜中の暗号』のプレ・プレビュー公演もあと1カ月近くとなりました。

また、九州の3劇団、飛ぶ劇場(北九州)、劇団きらら(熊本)、劇団こふく劇場(宮崎)の公演もあと1カ月近くとなっております!
先日三坂もブログで紹介していますが、この3劇団の公演は、短い期間で4作品の公演を観劇できる工夫をしています。
この機会を利用してぜひ4作品全部みていただきたいです。

私は、今回この演劇祭で劇団こふく劇場の現地制作も担当しています。

今回の演目となっている「水をめぐる」は、私は2008年に京都のアトリエ劇研で初めて観ました。
民族楽器的な独特の音楽とちょっと変わった4人の登場人物たち、水をめぐって人々は言葉を交わしその場から去っては戻りまた言葉を交わす。
昔話を感じさせるような、でもノスタルジーとは違うどこか何かが異様な世界を覗いているような、そんな気持ちになったのを覚えています。
照明がきれいだなぁというのも印象に残っています。

今年の5月に福岡の西鉄ホールでも公演が行なわれ、私は2度目の「水をめぐる」を観ました。
西鉄ホールの方がアトリエ劇研よりも会場が広いので、京都で観たときとは空間の感じ方は違ったものの、やはり同じ気持ちになりました。
でも、少しだけ登場人物に気持ちが寄り添えたような気持ちになりました。
うまく言葉で言い表わせないので、また観たいです。
3度目はどうでしょうか。

今回、福岡・九州地域演劇祭では、「水をめぐる」とあわせて、姉妹作として「水をめぐる2」も上演されます。
「水をめぐる」をみて、「水をめぐる2」をみるとまた違った見え方、感じ方が出てくるのでしょうか。
そのあたりも含めて楽しみです。

劇団こふく劇場は、今年で20周年を迎える劇団です。
ぽんプラザよりもさらに10年先輩!
作・演出の永山さんを筆頭に、個性豊かな役者さんたちがそろっている素敵な劇団です。
劇団HP:http://www.cofuku.com


その中で、役者と音楽を担当されているかみもと千春さんは、シンガーソングライターという肩書をお持ちで
気になっていたのですが、最近ネットで作品を発見したのでいくつか曲を聞いてみました。

かみもとさんは、こふく劇場の他に、チャルネイロという名前で音楽活動もされています。
http://charuneiro.com/works.aspx
↑作品がいくつか視聴できるので、ぜひ聴いてみてください!
心地よい歌声にすっかり聴き入ってしまいます。
CDも販売しているようなので、入手して全部聞きたいなぁと思っています。

劇団こふく劇場の「水をめぐる」「水をめぐる2」は、9月3日(金)~9月5日(日)の4回公演です。
「水をめぐる」「水をめぐる2」をあわせてみることのできる絶好のチャンスです。
お見逃しなく!!

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劇団こふく劇場
「水をめぐる」「水をめぐる2」

上演日時
9月3日(金) 19:30 - 1
9月4日(土) 13:30 - 1 / 18:30 - 2
9月5日(日)16:00 - 2
開場は開演の30分前。受付は開演の1時間前。

上演時間(予定):各90分
※ 1=水をめぐる / 2=水をめぐる2

会場
パピオビールーム大練習室

料金
前売: 1,800円 / 当日: 2,000円
[ Lコード:89997 ]
日時指定・全席自由

チケット取扱
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